ユスラウメ(梅桃)撮影:01年5月27日 午後4時天候:快晴
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機 材:
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キャノン PSG1 | ||
撮影場所:
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ちかくの雑木林 |
ゆすらんべ |
さくらんぼ ユスラウメをひとまわりりほど大きくしたサクランボは初夏の味覚だ。桜桃とも呼ばれるが桜桃とは本来白い花をつけるサクラの一種でサクランボはその木になる実を指します。当店でもこの季節になると高級果実の部類にはいるサクランボを会席料理のデザートとして供します。全国出荷の七割を占める山形産で、その代表格の中でも甘味と酸味のバランスのよさから少し高価ですが「佐藤錦」か「高砂」を使います。太宰治の短編「桜桃」に、主人公の父親が自分の子に食べさせたら喜ぶだろうと思いつつも、「子供より親が大事だ」と心の中で呟き乍、虚勢を張ってまずそうに食べる。こんな描写があります。当時は今よりはるかに高嶺の花だったようです。今日19日は太宰治、「桜桃忌」。 日だまりに手足まくらや猫二匹(一鵠) 足まくら手まくら猫の昼寝かな(一鵠) 五十五の春(選抜)待ちきれずや寒椿(一鵠) 野球帽顔ようにたり兄おとと(一鵠) |
2001年6月19日 店主記
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