ショウジョウバカマ(猩猩袴・ユリ科)撮影:01年4月11日


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機   材:
キャノン PSG1
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撮影場所:
六甲高山植物園

まず、この花名の由来が面白い。「猩猩」とは、中国で想像上の怪獣で、体は狗や猿の如く、声は小児の如く毛は長く朱色で面貌人に類し、よく人語を解し、酒を好む、とある。何のことはない、オランウータンのことである。よって「毛は長く朱色」と、この花色が似通っているところから猩猩袴という花名がついたらしい。

この花は、生育地など幅が広い多年草で、低山の湿った斜面などに普通に見ることが出来、又高山の高層湿地までも分布します。.根生葉は地面に接して開き、舌状で質が薄く光沢があります。まれに葉先に小苗を生じて殖えることもあります、花径は直立して高さ約10cm、上部に数花をかためて付けます。花被片は6枚、開花後も散らずに黄変してのこります。因みに.和名のハカマ(袴)は葉の形からとったものです。     はせ万鮨店主記